ズボラの節約術

今年は年末調整が多く戻ってくる?!どれくらい変わるか計算してみた。

ブログを見ていただき、ありがとうございます。
ズボラアラサー女子のみさきです。
2021年頃から資産運用をはじめ、FX等で100万円程損失をだしつつも、ゆっくりと資産を積み上げています。
”頑張りすぎない”をモットーに、現在はNISA・iDeCo・財形貯蓄・ビットコインで資産運用をしています。

突然ですが、皆さん。
今年は年末調整が多く戻ってくるって知っていましたか?

自分がいくら戻ってくるのかを、簡単に計算してみたので、良かったら参考にしてみてください。

👇この3つに当てはまる方は、これから紹介する方法で、大体の前年よりいくらぐらい多く戻ってくるのか分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

・給与所得のみ。毎年同じぐらいの年収。
・確定申告をしない。
・住宅ローン控除なし

の場合、年末調整の戻りの金額がどれくらい変わってくるかをまとめてみました。

  • 年末調整とは?
  • 今年、所得税が安くなる理由は?
  • 源泉徴収票から確認する方法
  • 計算リスト
  • まとめ

年末調整とは?

簡単に言うと、「サラリーマンさんの所得税の清算」です。

毎月給与を貰っている方は、毎月のお給料から所得税が天引きされています。(これを源泉徴収と言います。)
この毎月天引きされる所得税は、少し多めに天引きされている方が多いです。
なので、1年間の給与収入が分かる年末に、所得税をちゃんと計算して、所得税の清算を行います。
この清算することを年末調整と言います。

今年は「年末調整が多く戻ってくる!」と言いましたが、
言い換えれば、、「今年は、所得税が安くなった」ということです。

なぜ、所得税が安くなるの?

「基礎控除」が高くなるのが大きな理由です。

ちなみに、「控除(こうじょ)」とは、税金を安くする効果があります。控除の額が高ければ高いほど、税金は安くなります。
なので、控除という言葉を見つけたら、お友達だと思ってください。笑

現在の基礎控除は48万円です。(年収約2600万円以上の方を除いて)
この基礎控除の額が令和7年から額が変わります。

現在と、令和7年との給与所得者の基礎控除の額の比較になります👇

給与収入が低い人程、基礎控除の額が上がっていきます。
控除の額が高ければ高いほど、税金はお得に計算されます。

源泉徴収票から例年との差額を計算する方法

基礎控除の金額が高くなって、例年より所得税が安くなることは分かりましたが、では、いくら安くなるのでしょうか?

去年と収入が大体同じであれば、令和6年の源泉徴収票から大体の額が計算できます。

【計算流れ】
①基礎控除の差額を計算する 
②源泉徴収票から自分の所得税率を確認
③所得税率×基礎控除の差額=

①基礎控除の差額を計算する。

前年と令和7年の基礎控除額の差額を計算します。

源泉徴収票の👇をまず見てください。

拡大するとこんな感じで、数字が記載されているかと思います。
(この金額は私の源泉徴収票の金額です。笑)

源泉徴収票の、支払金額の部分を、、、

下の表にあてはめて、基礎控除の差額を出します。

私の場合、基礎控除の差額は40万円でした。

②源泉徴収票から自分の所得税率を確認

次は、所得税の税率を確認していきます。
給与所得控除後の金額(ピンク)から所得控除の額の合計額(青)を引きます。

ピンクの数字から青の数字を引くと、
3,016,000(ピンク) ー1,299,036(青) =1,716,964

引き算して出た数字を、所得税率の表に当てはめてみます👇

私の場合は、1,716,964円だったので、一番安い5%が、私の所得税率でした。

支払金額:額面の給与収入
給与所得控除後の金額:みなし経費を支払金額から引いた金額
所得控除額の額の合計額:基礎控除や社会保険料等控除の合計額
源泉徴収税額:所得税の金額
になります。

③所得税率 × 基礎控除の差額 = お得になった所得税

私の場合、
①所得税率は5%で、②基礎控除の差額は40万円でした。

5%(所得税率) × 40万円(基礎控除の差額)=2万円

つまり、私の所得税は例年より2万円安くなります。

この2万円で生活が良くなる訳ではありませんが、
予期せぬお年玉を貰ったと考えれば、ちょっと嬉しいですよね😊

他の年収での試算

控除が最低限の基礎控除と社会保険料控除のみの源泉徴収票で仮計算してみました。
※社会保険料は給与収入の15%の概算で計算。

①【基礎控除の差額表】

②【所得税率】

年収500万の場合

①基礎控除の差額は20万円
②3,560,000(ピンク)ー1,230,000(青)=2,330,000
 所得税率は5%
③20万円×10% =2万円

2万円お得になる計算になりました。

年収600万円の場合

①基礎控除の差額は20万円
②4,360,000(ピンク)ー1,380,000(青)=2,980,000
 所得税は10%
③20万円×10% =2万円

年収800万円の場合

①基礎控除の差額は15万円
②6,100,000(ピンク)-1,680,000(青)=4,420,000
 所得税率は20%
③15万円×20% =3万円

まとめ

ざっくりと所得税がお得になる計算方法の紹介でした。

本当にざっくりですが、、、
この基礎控除額の変更で、皆さん、大体2万円くらい所得税がいつもより多く戻ってくるのではないかなー。と思います。

また、令和7年はこの基礎控除だけでなく、さらに、
・扶養親族(大学生年齢)がいる人
・給与収入が190万円以下の人
は、また少し所得税が安くなります。

この税改正で生活が劇的に変わるわけではないですが、
少し多めにボーナスを貰えたと思えば、ちょっと嬉しいですよね😊

皆さんは、この少しのボーナスを何に使われますか?

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